こんにちは。リージョナルキャリア茨城のコンサルタント、佐藤です。

私たちは転職支援会社として、日々転職希望者の方々と面談の機会を頂いておりますが、転職先としての希望条件に「上場企業」を挙げる方が一定数いらっしゃいます。

そこで今回は、茨城の場企業のご紹介と、茨城の上場企業へ転職を希望される方にお伝えしたい転職事情についてお話ししたいと思います。

茨城県の上場企業

日本の市場に上場する企業は3,925社存在します。その内訳は、日本取引所グループ3,823社、札幌証券取引所16社（単独上場のみカウント）、名古屋証券取引所60社（単独上場のみカウント）、福岡証券取引所26社（単独上場のみカウント）となっています。

※2022/7/4現在・リージョナルキャリア茨城調べ

ではその中で、茨城本社の上場企業が何社あるかご存じでしょうか。答えは16社です。

東京本社の上場企業が2,033社であることを考えると、東京と比べて社数ベースで0.78％です。率直に少ない、という印象を受けた方が多いのではないでしょうか。

しかし茨城が特別少ないということではなく、上場企業の多くは大都市圏に集中しており、東京都、大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県の5都府県に上場企業の約75％があります。

首都圏で働いていた方の中には、上場企業に勤務していた経験があったり、上場を目指すベンチャーに在籍していたりなど、上場が身近にある企業で仕事をしている方が多くいます。

しかしいざ、茨城県への転職を考えた時には、その社数の少なさから上場企業への転職は容易ではないと感じられる方が多いです。

そこで、あわせて非上場企業も候補に含めて検討されることをオススメします。

茨城県の産業特徴

上場企業が少ないからといって、茨城の産業が盛んでないのかというと、そうではありません。

茨城県は多くの製造業が立地しています。電機・機械産業を中心とする日立エリア、鉄鋼や石油化学産業など素材産業を中心とする鹿島エリアが中心です。

首都圏に近く、さらに圏央道の開通によってアクセスが良いことから建設機械メーカーや産業ロボットメーカー、木材メーカーといった幅広い業種のメーカーが茨城に主要生産拠点を置くようになり、製造業の工場立地件数は全国で2位です。

また、学術研究も茨城の強みです。つくば市では国家プロジェクトとして「筑波研究学園都市」が昭和40年代から建設されています。

現在は筑波大学や産業技術総合研究所、筑波宇宙センターなどの研究・教育機関が多く立地し、またインフラの整備や民間企業の進出が進んだことで、国内最大の「サイエンスシティ」となっています。

茨城県には面白いポジションがたくさんある

メーカーではエンジニアはもちろんのこと、生産プロセスの省人化やDXを推進する企業が多いため、機械・電気・IT分野のエンジニアの採用ニーズが高まっています。

また、つくばエリアを中心に先進的な技術開発に携わる学術研究者のニーズも高いです。加えてどのエリアでもIPOやM&Aに対応するための管理部門経験者の採用ニーズが堅調です。

上記はほんの一部であり、首都圏で磨いてきたスキルを活かすことができるポジションは、上場企業・非上場企業を問わずたくさんあります。

私たちだから提案できる、とっておきのポジション

私は茨城に住み、日々茨城の企業経営者と直接会う中で、今後の企業成長戦略において重要となるポジションを弊社独占のコンフィデンシャル求人としてお預かりしています。

また、茨城で地場の経営者と関係を深めているからこそ持っている情報力と提案力で、既存の求人枠を超えた可能性を考えていきます。

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