地域情報ブログ

岡山イベント2024.11.01

今、岡山はアート県! 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」 開催中

こんにちは。リージョナルキャリア岡山のコンサルタント、梅原満です。

みなさんは、2010年から瀬戸内の島々を舞台に開催され、国内外からも多くの鑑賞者を集めている「瀬戸内国際芸術祭」をご存じですか?

今年の同芸術祭では、島々だけではなく岡山県北の「森」も舞台となり、かつてない規模で芸術作品の展示が行われています。

紅葉が徐々に進む秋の絶好の行楽シーズン、岡山県北で開催中のこの大注目のイベントをご紹介したいと思います。

※本ブログ内に掲載している写真はすべて筆者撮影です

県内12市町村で開催!森の中の芸術祭

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」開催情報

■会期:2024年9月28日(土)~11月24日(日)
■エリア:岡山県内12市町村(津山市、高梁市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町)
■アート作品設置場所:津山市、新見市、真庭市、鏡野町、奈義町
■主催:「森の芸術祭 晴れの国・岡山」実行委員会 会長 伊原木 隆太(岡山県知事)
■公式HPhttps://forestartfest-okayama.jp/

どこから行こうか...。展示作品が5市町に分かれて展示されているため迷う方も多いと思います。

訪れるには東方面の奈義町側から、中心の津山市から、一番西の新見市からと、大きくはこの3つのルートがあります。

私は「奈義町現代美術館」には以前から一度は行ってみたいと考えていたので、奈義町からのルートを行く事にしました。


奈義町エリア


岡山市内から県道27号線を北へ、湯郷温泉を抜け約1時間30分で到着しました。

奈義町現代美術館の常設展示もゆっくり眺めながら、森の芸術祭参加作品を鑑賞。

その後は、駐車場側へ徒歩1分で2つ目のスポット「屋内ゲートボール場」に展示されている、今回の芸術祭での中でも人気作品レアンドロ・エルリッヒ作『まっさかさまの自然』を鑑賞しました。

奈義常設1.jpeg
奈義常設2.jpeg

※奈義町現代美術館「円筒展示室」

まっさかさまの自然.jpeg

※レアンドロ・エルリッヒ作『まっさかさまの自然』

ちなみに、美術館の横には本格ピザの食べれるレストランも有りました。


津山エリア


奈義町で作品をゆっくり鑑賞した後は津山市へ移動。53号線を走り約30分で津山城(鶴山公園)駐車場に到着しました。

津山市内には計8か所にそれぞれの作品が展示されていますが、この日は時間の関係で4か所のアート作品を鑑賞しました。

津山城周辺で3か所、クルマで5分移動して衆楽園にて1か所。津山城跡のアートは駐車場から10分程度は歩く(石段など登りあり)ので動きやすい服装がお勧めです。

竹の鼓動.jpeg

※アシム・ワキフ作『竹の鼓動:』

水を求めて森を探す.jpeg

※リクリット・ティラヴァニ作『無題2024(水を求めて森を探す)』


今回は奈義町と津山市の一部のアート作品を紹介させて頂きました。

今回、この森の芸術祭に出かけて思ったのは、アート作品のすごさも有りますが、あらためて岡山県北の良さを発見できて良かったな、ということです。

元々からある美術館、博物館、城跡、庭園など訪れてみると、それはそれでなかなか素晴らしいものです。

個人的には、「つやま自然ふしぎ館」の昭和レトロな感じと、よく収集出来たなと思う数の展示物(世界中から収集)が印象的でした。ここだけでも一度は訪問する価値があると思います。特に昭和世代の方は、どこか自分が通っていた小学校のような、懐かしい感じを覚えるのではないでしょうか。

また衆楽園も岡山後楽園のような広さや華やかさこそ無いものの、しぶさがかっこ良く何度も来たいと感じる庭園でした。入場料も無料。こちらもお勧めです。

まとめ

今回は森の芸術祭の一部をご紹介させて頂きました。

新見市や真庭市、鏡野町などにも様々アート作品が有りますので開催期間中に行ってみたいと思います。

なお、今回のアート作品は有料のもの、無料のものがありますが複数の作品(目安として有料作品4つ以上)を見てまわる方には鑑賞パスポートがお勧めです。

こちらのパスポートは料金3,000円。期間中使用できます。(各施設1回限り)

また、新見市の井倉洞では、洞内の一番奥に作品が展示されているとのこと。ヘルメット着用しここだけで1時間ほどしっかり歩くそうです。動きやすい服装と靴をお勧めします。

この記事を書いた人

チーフコンサルタント 
梅原 満

バックナンバー

山梨企業

2025.04.30

【企業紹介】学校向けサービスに特化した甲府企業「アスフィール株式会社」の新たな挑戦

リージョナルキャリア山梨のコンサルタント、風間です。 皆さんは学生時代にどんな思い出がありますか?卒業記念品のマグカップや、学園祭で作ったクラスTシャツを手に取ると、懐かしい記憶が鮮やかに蘇ってくるという方もいると思います。 山梨県甲府市に本社を構えるアスフィール株式会社(以下、アスフィール)は、卒

群馬企業

2025.04.30

【群馬県】阪和興業を基盤とする鉄鋼業界のサプライチェーン「阪和ダイサン株式会社」

リージョナルキャリア群馬のコンサルタント、板橋です。 今回ご紹介するのは、群馬県の伊勢崎市・太田市に主要拠点を構える鉄鋼業界のサプライチェーン「阪和ダイサン株式会社」です。同社は、阪和興業株式会社の子会社として2022年からスタートしたフレッシュな企業ですが、阪和興業グループの広範なネットワークとき

熊本その他

2025.04.30

UIターン転職後「どこに住むのか?」問題の参考に!熊本県内「住み心地調査」~熊本市北区編~

こんにちは。パーソナルマネジメント熊本のコンサルタント田尻です。 前回に引き続き、今回も熊本県内の「住み心地調査」をご紹介いたします。 ▼あわせて読みたい過去のブログ UIターン転職後「どこに住むのか?」問題の参考に!熊本県内「住み心地調査」~合志編~ 地域情報ブログ - U・Iターン転職ならリージ

新潟企業

2025.04.30

【新潟市】水道関連事業から安心して暮らせる社会を目指す「明和工業株式会社」

リージョナルキャリア新潟のコンサルタント、皆川です。 米作りや日本酒造りが盛んな新潟県には、豊かな水資源によって育まれてきた産業や文化、そして私たちの暮らしがあります。 新潟市西蒲区に本社を構える明和工業株式会社は、この「水・環境」をテーマに、安心して暮らせる社会を目指す地域優良企業です。同社は、安

新潟その他

2025.04.30

【新潟へU・Iターン転職をご検討の方へ】移住支援制度と地域の特色を紹介

こんにちは。リージョナルキャリア新潟のコンサルタント、中村です。 お正月やゴールデンウィーク、お盆休みなどの長期連休で帰省した際、「そろそろ新潟に戻ろうかな...」と考える方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな皆さんの後押しになるような、耳よりな情報をお届けしたいと思います。 テーマは「移住

他の記事を検索する

ページトップへ戻る