2024.10.24
株式会社大分フットボールクラブ(大分トリニータ)小澤社長のインタビューに行ってきました！
こんにちは。リージョナルキャリア大分のコンサルタントの桝永です。
このたび、今シーズンでクラブ創立30周年を迎える「大分トリニータ」（以下、トリニータ）を運営されている、株式会社大分フットボールクラブの小澤社長にインタビューする機会をいただきました。
クラブチーム設立当初のお話しから、未来に向けたビジョンまで幅広くお話を伺うことができましたのでご紹介します。
地域に根差したチーム運営を推進
株式会社大分フットボールクラブ入社後、マネジャーや営業企画部長を歴任し、クラブ初の「生え抜き社長」として2023年に社長に就任された小澤社長。
トップチームスタッフ出身の生え抜き社長というのは、Jリーグクラブの中でも珍しいケースだそうです。
東京都ご出身で大分には縁もゆかりもないにも関わらず、"トリニータの中の人"として、これまで24年もの歳月をクラブの為に尽力されてきました。
トリニータを50年、100年と続いていくクラブにするため、経営を刷新し、地域に根ざしたクラブ運営を重視され、若手選手の育成や地域との連携の強化、ファンとの距離を縮める施策などを推進されています。
※掲載写真はすべて筆者撮影です。
大切にしていること
一般の企業とは大きく経営構造が異なっているトリニータ。
選手やフロントオフィスの社員一人ひとりがプロ意識を持ち、互いにリスペクトしながら同じ目標に向かって進む、その両方があってこそ、クラブチームは成り立っています。
また、"人を大事にするチーム"とも言われており、かつて在籍していた選手やスタッフたちは、休日に大分を訪れることが多いと聞きます。
もちろん、彼らはクラブと契約関係にあるため、契約が終了するとチームを離れることになりますが、クラブのアットホームな雰囲気から、契約終了後も大分に対する愛着を持つ人が多いそうです。
実際に、欧州のチームに移籍した後に再び大分に戻ってきた選手や、今シーズンに3年ぶりに監督に再任された片野坂監督のように、多くの人が大分に帰ってきています。
さまざまなクラブでプレーした後に「プロとして最後はトリニータでプレーしたい」と語る選手がいることは、私たち大分県民にとっても、大変喜ばしいことです。
大分の子供達に夢を与えられる存在になるために
クラブの財政健全化、持続可能なビジネスモデルの構築を目指し、チケット収入、グッズ販売、スタジアムでの飲食等の収入などの、従来のスポンサー収入だけに頼るのではなく、新たな収入源の確保手段を多角的に検討されています。
フロントとしてトップチームを支えるとともに、アカデミーを含む環境整備やバックアップ体制の充実を図り、J1で戦うことを目指す。そして大分の子供たちに夢を与えられる存在になりたい、と語る小澤社長。
常に新しい挑戦を続けるトリニータの活躍をみんなで応援していきましょう！
詳しいインタビュー内容につきましては、改めてご紹介させていただきます。 お楽しみにお待ちください。
弊社では2024年から「大分トリニータ」をクラブスポンサーとして応援しています。
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