2025.05.16
沖縄県の2025年3月の有効求人倍率
リージョナルキャリア沖縄のスタッフです。
今回は、沖縄県の2025年3月の有効求人倍率を紹介します。
沖縄県の有効求人倍率の推移
沖縄県の有効求人倍率は29カ月連続で1倍を超えており、安定した求人需要が続いていることがわかります。全国平均が1.25倍前後で推移する中、沖縄県の倍率は概ね1.1倍の水準を維持し、やや低めながらも安定的に推移しています。
2025年3月の有効求人倍率
2025年3月の有効求人倍率は、沖縄県で1.08、全国平均で1.26となりました。
沖縄県は前月と同ポイントで、全国は前月の1.24から0.02ポイント向上しています。沖縄県と全国を比較すると、全国の有効求人倍率が0.18ポイント高くなっています。
参照:沖縄県公式ホームページ「雇用状況概要」
エリア別求人倍率
エリア別では、名護エリア以外についてポイント減少している一方で、名護エリアは変動がほとんどなく1.42倍を維持しています。 前月まで続いていた求人倍率の上向き傾向がいったん落ち着きを見せ、エリア間の差が大きくなっているようです。
参照:沖縄労働局「労働市場の動き(令和7年3月分)資料2-2」
職業別求人倍率
職業別では、保安(2.86倍)、福祉関連(2.63倍)、建設・採掘(2.58倍)、サービス(2.00倍)、販売(1.99倍)がいずれも高い水準を維持しています。中でも建設・採掘は前月比+0.10ポイントの伸びを示しており、需要の活況がうかがえます。一方、保安は-0.27ポイントと低下したものの、依然として高倍率を保っています。
一方で、事務(0.65倍)、農林漁業(0.82倍)、運搬・清掃・包装等(0.63倍)は引き続き低い水準にとどまりました。事務は-0.03ポイントとわずかな減少が見られる一方、運搬・清掃・包装等は+0.02ポイントと小幅ながら上昇に転じています。
全体としては、保安や福祉関連などが相変わらず高い需要を誇る一方で、事務や農林漁業、運搬・清掃といった職種では伸び悩みが続いている状況です。
参照:沖縄労働局「労働市場の動き(令和7年3月分)資料13」
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