リージョナルキャリア福井のコンサルタント、端（はし）です。

2024年3月16日（土）に北陸新幹線が延伸となり、金沢～敦賀間が開業。福井市～東京まで2時間53分、敦賀市～東京も3時間17分と、各段に東京が近くなりました。

新幹線開業効果もあってか、福井県へのU・Iターン転職を考えている方からの相談も増え、福井県全体が非常に盛り上がっていることを肌で感じています！

そんなU・Iターン転職を考えている方にとって、気になる項目の1つが「家賃・地価相場」だと思います。

今回は、今後さらに注目度が増していくであろう福井県の家賃・地価相場についてお伝えします。

福井県内各エリアの家賃相場

まずは福井県内で賃貸物件を借りた際の相場について、【嶺北エリア】と【嶺南エリア】に分けて紹介します。

（※2LDK～3DKの場合）

【嶺北エリア】

【嶺南エリア】

※参照：SUUMO甲信越・北陸版 （2024.01.10更新）

物件の広さによって変動はありましたが、今回の調査では、大野市が最も高い7.0万円、次いで鯖江市、敦賀市、三方郡、福井市と続く結果になりました。

新幹線開業によって、大阪～金沢まで運行していた「サンダーバード」が敦賀駅止まりになることから、乗換駅となって人の行き来が増える敦賀市の注目度は今後上がっていきそうですね。

福井県内各エリアの地価相場

次に、福井県内で地価相場を【嶺北エリア】と【嶺南エリア】に分けて紹介します。（※坪単価）

【嶺北エリア】

【嶺南エリア】

※参照：SUUMO甲信越・北陸版（2024.01.10更新）

地価相場をみると、福井市が頭一つ抜けて高いような印象でした。

福井市以外の嶺北エリアは、坪単価10万円を切っているところも多く、嶺北エリアでお住まいを検討している方は、福井市以外を検討してみるのも良さそうですね。

物件数が少ないエリアは残念ながらブランク（―）の表記になっていましたが、売買されている物件を見てみると、坪単価5.0万円を下回る物件が多い印象でした。

福井県は山や森、海といった自然が近いエリアが非常に多いので、U・Iターン転職で「自然に近いエリア」を探している方にはピッタリのエリアかもしれません。

まとめ

今回の調査は、あくまで「2024年1月時点」のデータを参考にしていますので、新幹線開通や情勢次第で、今後変動があるかもしれません。

ただ、全国的に見ても平均家賃（1部屋～3部屋）はかなり安く、東京が7.6万円であるのに対し、福井は5.3万円となっています。

住む場所を決める時には、ご自身だけでなく、ご家族の事情やライフプラン、生活スタイル、周辺の環境、通勤距離といった、さまざまな要因が絡んできます。

ぜひ、ご自身に合ったエリアを探してみてください。

また、これから福井県へのU・Iターン転職を希望される方は、ぜひ福井県に特化した転職サポートをしているリージョナルキャリア福井にご相談をいただければと思います。

※参照：全国賃貸管理ビジネス協会_全国平均家賃による間取り別賃料の推移(2024年2月）

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