沖縄県の特色
沖縄県の基本情報
面積
2,282.11k㎡
2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より
人口
1,466,000人
2025年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」
人口密度
642.39人/k㎡
小数第三位以下四捨五入
沖縄県の紹介・特徴
沖縄県は、東西約1,000キロ、南北約400キロに及ぶ海域に多数の島々が点在する海洋島しょ県です。周囲を流れる暖かい黒潮の影響により、日本で唯一、県全域が高温多湿な亜熱帯気候に属しています。
亜熱帯というと暑さの厳しい地域という印象がありますが、他県で35度を超える猛暑日が続く時期でも、沖縄では最高気温が32度を超える日はそれほど多くありません。さらに、冬に10度を下回ることもほとんどなく、年間を通して比較的穏やかで過ごしやすい気候です。
また、沖縄県は日本有数の観光地としても知られています。青い海や空に象徴される自然景観に加え、世界遺産に登録されている琉球王国関連の遺跡群、沖縄ならではの工芸、水族館など、さまざまな見どころがあります。自然豊かな本島北部エリア、政治や経済の中心である那覇市を擁する南部エリア、ダイビングスポットとして人気の高い慶良間諸島など、エリアごとに異なる特徴がみられます。
沖縄県の
産業・仕事について
産業構造
| 産業大分類 | 企業数(社) | 割合 |
|---|---|---|
| 卸売業、小売業 | 9,535 | 20.1% |
| 宿泊業、飲食サービス業 | 8,529 | 17.9% |
| 不動産業、物品賃貸業 | 5,292 | 11.1% |
| 生活関連サービス業、娯楽業 | 4,653 | 9.8% |
| 建設業 | 3,936 | 8.3% |
| 医療、福祉 | 3,850 | 8.1% |
| サービス業(他に分類されないもの) | 2,565 | 5.4% |
| 製造業 | 2,372 | 5.0% |
| 学術研究、専門・技術サービス業 | 2,343 | 4.9% |
| 教育、学習支援業 | 2,201 | 4.6% |
| 運輸業、郵便業 | 874 | 1.8% |
| 情報通信業 | 488 | 1.0% |
| 農業、林業 | 448 | 0.9% |
| 金融業、保険業 | 292 | 0.6% |
| 複合サービス事業 | 41 | 0.1% |
| 漁業 | 33 | 0.1% |
| 鉱業、採石業、砂利採取業 | 33 | 0.1% |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 33 | 0.1% |
| 合計 | 47,518 | 100.0% |
(総務省統計局「経済センサス」より)
産業の特徴
沖縄県の産業構造は、全国平均と比べて第三次産業の比重が高い点に特徴があります。観光や小売、宿泊、飲食、サービス業などが県経済を支えており、第二次産業の割合は相対的に低めです。
【第一次産業】
亜熱帯気候を生かし、サトウキビやマンゴー、パイン、ドラゴンフルーツなどの農産物が生産されています。水産業では、マグロやイカ、モズク、クルマエビなどが知られ、畜産ではアグーも沖縄を代表する存在です。
【第二次産業】
第二次産業は全国平均と比べると大きくはないものの、食品製造や飲料、建設、窯業・土石製品などがみられます。地域の農水産物を生かした加工業も、沖縄県の産業の一端を担っています。
【第三次産業】
第三次産業は沖縄県の中心的な産業です。観光に関連する宿泊業、卸売・小売業、飲食サービス業などの比重が高く、近年は情報通信関連産業の育成にも取り組まれています。
有効求人倍率・平均年収
| 有効求人倍率 (2026年2月/厚生労働省 「一般職業紹介状況」より) |
0.94倍 |
|---|---|
| 平均年収(男女計) (2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額) |
32歳/391.6万円 |
| 37歳/415.7万円 | |
| 42歳/454.2万円 | |
| 47歳/459.6万円 |
上場企業一覧(証券コード順)
| 社名 | 本社所在地 | 業種 | 市場 |
|---|---|---|---|
株式会社サンエー |
沖縄県宜野湾市 |
小売業 |
プライム |
オリオンビール株式会社 |
沖縄県豊見城市 |
食料品 |
スタンダード |
全保連株式会社 |
沖縄県那覇市 |
その他金融業 |
スタンダード |
株式会社おきなわフィナンシャルグループ |
沖縄県那覇市 |
銀行業 |
プライム |
株式会社琉球銀行 |
沖縄県那覇市 |
銀行業 |
プライム |
沖縄セルラー電話株式会社 |
沖縄県那覇市 |
情報・通信業 |
スタンダード |
株式会社沖縄電力 |
沖縄県浦添市 |
電気・ガス業 |
プライム |
※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。
転職市況サマリー
沖縄県の有効求人倍率は、全国平均と比べると低い傾向にあります。非正規雇用率が高く、正社員求人数に対して求職者数が多い状況が続いているためです。
直近の状況を見ると、2025年12月の有効求人倍率は1.08倍、正社員有効求人倍率(原数値)は0.81倍となっています。コロナ禍からの回復は進んだものの、足元の求人には業種ごとの強弱もみられます。
2025年12月の新規求人数は前年同月比11.3%減、正社員新規求人数は4.5%減となりました。生活関連サービス業・娯楽業、卸売業・小売業、医療・福祉などで求人が増加した一方、情報通信業、サービス業、宿泊業・飲食サービス業では減少がみられています。
また近年は、スタートアップ支援の動きも広がっています。沖縄科学技術大学院大学(OIST)を中心にアクセラレーターやインキュベーション施設の整備が進んでおり、2024年度からはアクセラレーターの採択枠が拡大しました。
さらに2025年春にはインキュベーション施設も拡張され、内閣府の資料によると2025年9月時点で35社のスタートアップが誕生しています。
※参照:厚生労働省 沖縄労働局「求人求職・労働市場の動き」、内閣府資料
沖縄県の暮らしについて
家賃相場(月平均/円)
| 20~39㎡ | 45,294 |
|---|---|
| 40~59㎡ | 52,166 |
| 60~79㎡ | 56,252 |
| 80~99㎡ | 67,491 |
(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)
地価(坪単価平均/円)
| 1 | 那覇市 | 1,101,547 |
|---|---|---|
| 2 | 北谷町 | 677,160 |
| 3 | 浦添市 | 624,281 |
| 4 | 宜野湾市 | 503,663 |
| 5 | 南風原町 | 464,475 |
(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)
ライフスタイル
沖縄県は国内有数のリゾート地であり、日常の延長線上に海や自然がある暮らしが特徴です。少し車を走らせれば、透明度の高い海や風景の美しい場所へ気軽に出かけることができ、気分転換をしやすい環境があります。
また、沖縄ならではの食文化も暮らしの一部として根づいています。沖縄特有の食べ物や土地ならではの雰囲気に触れながら、観光地としてだけでなく、生活の場としての魅力を感じやすい地域です。
気候は一年を通して温暖で、冬でも比較的暖かく過ごせます。夏は日差しが強い一方で、本土の内陸部のように極端な猛暑日が続く地域とはやや異なる気候です。また、沖縄にはスギ花粉がないため、花粉症のある方にとっては過ごしやすいと感じられる場合もあります。
近年は北部エリアの観光開発も進んでおり、2025年7月にはJUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)が開業するなど、新たな話題も加わっています。やんばるエリアを含め、県内各地で暮らしと観光の両面から注目が高まっています。
※参照:沖縄県文化観光スポーツ部「入域観光客統計」
通勤方法・時間
主な公共交通機関はモノレール(那覇空港を起点に浦添市まで)と路線バスで、電車は通っていません。通勤や通学など日常の移動には車を使う人が多く、那覇を中心に朝夕のラッシュ時には渋滞が発生しやすい状況です。バイクや自転車、徒歩で通勤する人もみられます。
モノレールや高速道路の整備・延伸は進んでいるものの、渋滞の課題は依然として残っています。そのため、通勤にはどの程度時間がかかるかをあらかじめ見込んでおくことが大切です。
自治体による暮らしの支援
沖縄県内には、U・Iターンや移住を支援している自治体が多くあります。また、空き家バンクや移住体験住宅など、住まいに関する支援制度を設けている市町村もあります。
たとえば国頭村では、移住を検討している方を対象に「移住体験住宅」を提供しており、一定期間、現地での暮らしを体験することができます。
このほかにも、地域の実情に応じた独自の支援制度を設けている自治体があります。最新の情報は、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。
※参照:沖縄県HP、国頭村「国頭村移住体験住宅」
沖縄県の子育て・教育について
幼稚園・保育所数
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 幼稚園 | 108 | 29 |
| 幼保連携型認定こども園 | 44 | 119 |
(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 保育所 | 42 | 445 |
| 保育所型認定こども園 | 2 | 68 |
(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)
子育てのしやすさ
沖縄県は、季節を問わず、家族で楽しめる場所や過ごし方が多くあります。
夏から秋にかけてはマリンアクティビティ、冬から春にかけてはホエールウォッチングや世界遺産巡りなどを楽しめます。造礁サンゴやジンベエザメ、ナンヨウマンタなどを見ることができる美ら海水族館や、沖縄の自然・歴史・文化に触れられる県立博物館も人気です。
1月下旬から2月頃には沖縄の桜が咲き、各地でさくら祭りも開かれます。ホテルの閑散期にあたるこの時期には、県民向けの宿泊プランが用意されることもあり、身近にリゾートを楽しめるのは沖縄ならではです。
また、公園も多く、大型の公園や海が見える公園、幼児が安心して遊べる遊具のある公園など、子どもと過ごしやすい環境が整っています。
県の中心地である那覇市には、県庁などの行政機関をはじめ、空港、大型ショッピングモール、免税店、広い公園などが集まっており、生活に必要な施設がそろっています。
また、沖縄本島中部の中頭郡エリアも、北部の自然豊かな地域へのアクセスが良く、学校、スーパー、病院などがそろっています。日常生活の利便性を確保しながら、休日には気軽にリゾート感を味わえる点も、沖縄で暮らす魅力の一つです。
学校数
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 小学校 | 259 | 4 |
| 中学校 | 145 | 7 |
| 高校(通信教育を含む) | 59 | 6 |
| 大学 | 4 | 4 |
(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)
教育環境
沖縄県では、本土とは異なる地域特性を背景に、多様な教育環境がみられます。特に、在日米軍関係者との日常的な接点や、観光立県として多くの外国人が訪れる環境は、子どもたちが英語や異文化に触れる機会につながっています。
また、世界的な研究機関である沖縄科学技術大学院大学(OIST)の存在も、教育環境の一つの特色です。OISTでは地域の学生を対象とした教育・アウトリーチ活動が行われており、科学への関心を高めるプログラムや、英語が実際のキャリアで果たす役割に触れる機会も設けられています。こうした学術環境が身近にある点も、沖縄県の特徴の一つです。
※参照:沖縄科学技術大学院大学(OIST)HP「地域連携・科学教育」
自治体による子育て・教育の支援
沖縄県では、地域ごとに出産や幼児期の支援、小学校給食費の助成、「放課後子ども教室」の実施など、子育て世帯を支えるさまざまな取り組みが行われています。
また、県が発行する「おきなわ子育て応援パスポート」を提示すると、対象店舗や施設で、割引や特典などのサービスを受けることができます。対象は、沖縄県内に在住する18歳未満の子どもがいる家庭、または妊娠中の方です。
さらに、沖縄では共働き家庭が多いことから、学童保育や託児所など、子どもの預かりに関する支援も広く行われています。放課後児童健全育成事業や事業所内保育施設への支援など、預かり環境の整備も進められています。また、幼児教育の分野では、幼稚園や保育園の連携を意識した取り組みもみられます。
地域によっては、出産祝い金、子ども医療費助成、保育料助成など、独自の制度を設けている自治体もあります。最新の情報は、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。
※参照:沖縄県公式移住応援サイト『おきなわ島ぐらし』
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