高知県の特色

高知県の基本情報

面積

7,102.28k㎡

2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より

人口

656,000人

2026年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」

人口密度

92.36人/k㎡

小数第三位以下四捨五入

高知県の紹介・特徴

高知県は四国の南半分に位置し、北に四国山地、南に太平洋を臨みます。面積は四国四県の中で最も広く、県全体の8割以上が森林に覆われています。豊かな自然環境に恵まれ、観光地も多くあります。なかでも、「日本最後の清流」と称される四万十川や、「月の名所」として知られる桂浜は、高知県を代表する場所として知られています。

高知県は歴史的にも重要な地域で、多くの偉人を輩出しています。幕末には坂本龍馬や板垣退助などが活躍し、明治維新に大きな影響を与えました。

農業と漁業も盛んで、特に野菜のハウス栽培やカツオの一本釣りが知られています。大規模な工業地帯はありませんが、農産品加工業が主要な産業の一つで、馬路村のゆず飲料や鰹節などが特産品です。近年は、県を挙げた企業誘致の取り組みにより、都心部のIT企業やゲーム会社などがサテライトオフィスを構える動きもみられます。

生活面では、自家用車による移動が主流ですが、地域住民の日常を支える移動手段として、公共交通の維持や利便性向上に向けた取り組みも進められています。

※参照:高知県HP、高知市HP

高知県の
産業・仕事について

産業構造

産業大分類 企業数(社) 割合
卸売業、小売業 6,038 24.4%
宿泊業、飲食サービス業 3,830 15.5%
生活関連サービス業、娯楽業 2,689 10.9%
建設業 2,630 10.6%
医療、福祉 1,794 7.2%
サービス業(他に分類されないもの) 1,760 7.1%
製造業 1,724 7.0%
不動産業、物品賃貸業 1,280 5.2%
学術研究、専門・技術サービス業 973 3.9%
教育、学習支援業 641 2.6%
運輸業、郵便業 498 2.0%
農業、林業 299 1.2%
金融業、保険業 188 0.8%
情報通信業 154 0.6%
複合サービス事業 97 0.4%
漁業 75 0.3%
電気・ガス・熱供給・水道業 65 0.3%
鉱業、採石業、砂利採取業 21 0.1%
合計 24,756 100.0%

(総務省統計局「経済センサス」より)

産業の特徴

高知県の県内総生産(名目)は2兆4,074億円です。産業構造別に見ると、第一次産業が3.5%(全国0.9%)、第二次産業が17.9%(全国26.3%)、第三次産業が77.5%(全国72.0%)で、第三次産業の割合が高い産業構造となっています。

【第一次産業】
高知県は、日照時間が長く温暖な気候と、全国一の森林面積を有しています。こうした環境を背景に、農業や林業に加え、700キロを超える海岸線を活かした水産業など、多様な第一次産業が展開されています。

【第二次産業】
第二次産業全体の生産額は4,299億円(製造業2,359億円、建設業1,823億円、鉱業117億円)です。製造業は主に中小企業が中心で、地域の特産品を活かした加工業が盛んです。ゆずを使ったポン酢やジャム、しょうが湯、四方竹(しほうちく)の佃煮など、地域資源を生かした商品づくりも行われています。

【第三次産業】
高知県の産業構造の中で最も大きな割合を占めるのが第三次産業で、特に高知市に集積しています。高知市の産業別構成比では、第三次産業が約9割を占めています。

※参照:内閣府「県民経済計算」、高知県HP

有効求人倍率・平均年収

有効求人倍率
(2026年3月/厚生労働省
「一般職業紹介状況」より)
1.10倍
平均年収(男女計)
(2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額)
32歳/390.4万円
37歳/400.6万円
42歳/430.5万円
47歳/468.0万円

上場企業一覧(証券コード順)

社名 本社所在地 業種 市場

ニッポン高度紙工業株式会社

高知県高知市

パルプ・紙

スタンダード

株式会社技研製作所

高知県高知市

機械

プライム

兼松エンジニアリング株式会社

高知県高知市

機械

スタンダード

株式会社ミロク

高知県南国市

その他製品

スタンダード

株式会社四国銀行

高知県高知市

銀行業

プライム

株式会社高知銀行

高知県高知市

銀行業

スタンダード

※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。

転職市況サマリー

【有効求人倍率】
高知県の有効求人倍率は、全国平均とおおむね同水準にあります。コロナ禍の2020年には1倍を下回る時期もありましたが、近年は改善傾向が見られ、2026年1月時点では全国平均と同じ1.18倍となっています。

【転職市況】
高知市は、県内でも雇用機会の多い地域です。特に製造業やIT関連産業では、高知市に拠点を置く特色ある企業が事業を展開しています。

また、自治体による雇用環境の改善にも取り組みが見られます。高知市雇用創出促進協議会では、事業所の魅力向上や事業拡大に関するセミナー、人材育成に関するセミナーなどが実施されています。

※参照:厚生労働省「一般職業紹介状況」、高知県HP、高知市雇用創出促進協議会HP

高知県の暮らしについて

家賃相場(月平均/円)

20~39㎡ 38,682
40~59㎡ 46,428
60~79㎡ 46,218
80~99㎡ 44,944

(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)

地価(坪単価平均/円)

1 高知市 318,546
2 南国市 184,942
3 いの町 177,992
4 香美市 168,498
5 四万十市 135,069

(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)

ライフスタイル

高知県は、四万十川や太平洋、四国カルストなどの自然に囲まれており、サーフィンやパラグライダー、ラフティングといった自然を活かしたアクティビティも親しまれています。

また、食文化も高知県の暮らしを語るうえで欠かせない要素のひとつです。カツオや土佐あかうしなどの地元食材に加え、皿鉢料理や田舎寿司といった郷土料理も知られています。地酒の種類も多く、酒を楽しむ文化が根づいていることも地域の特色のひとつです。

「じゃらんリサーチセンター(東京)」が実施する国内旅行者への調査では、「ご当地ならではのおいしい食べ物が多かった」部門で上位に入ることが多く、2020年度には全国2位に選ばれています。

温暖な気候に加え、人と人とのつながりを大切にする風土があることも、高知県の特徴として挙げられます。祭りや伝統行事など地域に根づいた文化が受け継がれており、新しく関わる人も地域のなかで受け入れられやすい土壌があります。

※参照:株式会社リクルート「じゃらん宿泊旅行調査」

通勤方法・時間

高知県では、自家用車で通勤する人が多くみられます。県内では広い範囲を移動する必要があるため、自動車は日常の移動手段として利用されています。

また、高知市内やその周辺では、路線バスや路面電車を利用して通勤する人もいます。高知市と周辺地域を結ぶ交通手段としては、自家用車に加えてJR土讃線も利用されています。

高知市は県人口の半数近くが集まる地域で、通勤距離は比較的短い傾向にあります。通勤時間の目安は、おおむね片道30分程度です。近年は、自転車を利用したり、職場の近隣に住んで徒歩で通勤する人もみられ、ライフスタイルに応じた通勤手段が選ばれています。

※参照:高知県「高知県の推計人口年報(令和5年)」、総務省「令和3年社会生活基本調査」

自治体による暮らしの支援

高知県へのU・Iターンを検討している方に向けて、移住に関する支援制度が設けられています。ここでは、その一例を紹介します。

【移住支援金制度】
東京23区(在住者または通勤者)から高知県へ移住し、中小企業などに就職した方や、高知県内で起業した方など、一定の条件を満たす場合に移住支援金が支給される制度です。単身者には最大60万円、二人以上の世帯には最大100万円が支給されます。
なお、市町村によって条件が異なる場合があります。詳細は各市町村にお問い合わせください)。

【交通費半額支給制度】
高知県への移住を検討している方が、実際に県内を訪れて就職・転職活動を行う際、交通費の一部が助成される制度です。助成は、一人当たり年度内2回まで受けることができます。

※参照:高知県HP、『高知求人ネット』

高知県の子育て・教育について

幼稚園・保育所数

国公立 私立
幼稚園 9 23
幼保連携型認定こども園 12 9

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

国公立 私立
保育所 102 118
保育所型認定こども園 0 6

(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)

子育てのしやすさ

高知県では、子育て世帯を対象とした支援制度やサービスが設けられています。ここでは、その一例を紹介します。

【こうち子育て応援の店】
妊娠中の方や子育て中の家庭が、買い物や外出の際に商品割引や地域産品のプレゼントなどの優待サービスを受けられる制度です。県内807店舗(2026年3月時点)が参加しており、アプリ「おでかけるんだパス」を通じて利用できます。

【子ども食堂】
高知県内には約100カ所の子ども食堂があり、その数は全国4位(人口10万人当たり14.89カ所)となっています。地域の方が食事を提供しながら、子どもたちやその家庭を見守る場のひとつとなっています。

【移住支援サイト】
一般社団法人高知県UIターンサポートセンターが運営する『高知家で暮らす。』などの移住ポータルサイトでは、移住者向けの子育て支援情報や空き家バンク、就業支援情報などが掲載されています。

※参照:高知県子ども・福祉政策部「こうち子育て応援の店」、NPO法人 全国子ども食堂支援センターむすびえ「2023年度こども食堂全国箇所数発表」

学校数

国公立 私立
小学校 216 2
中学校 111 8
高校(通信教育を含む) 34 9
大学 3 3

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

教育環境

四国の他3県と比べると、高知県では地元の小学校を卒業した後に中学受験をする子どもが比較的多くみられます。実際、高知県の私立中学への進学率は18.35%(令和5年度)で、東京都の25.84%に次いで全国で2番目に高い割合となっています。

背景のひとつには、高知県内の進学校として知られる土佐高校や土佐塾高校などの私立高校への進学を見据える家庭があることも挙げられます。また、高知県には学力水準の高い公立高校もありますが、中学受験を経て私立中学へ進学するケースも一定数みられます。

教育のICT化についても、高知県では取り組みが進められています。文部科学省が公表した「2021年度(令和3年度)学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」によると、統合型校務支援システムの整備率と教員のICT活用指導力は、いずれも全国平均を上回っています。

※参照:文部科学省「学校基本調査/令和5年度 『75 学年別生徒数』」

自治体による子育て・教育の支援

高知県では、子育て世帯に向けた自治体の支援制度が設けられています。ここでは、その一例を紹介します。

【子育て世代包括支援センター】
県内全市町村に設置されており、妊娠期から子育て期にかけて相談できる窓口です。母子手帳を受け取った段階から、地域の母子保健コーディネーター(保健師などの専門職)に、不安や悩みを相談することができます。

【子ども医療費助成】
高知市を除く県内の市町村では、高校生までの医療費が無償化されています。

【ファミリー・サポート・センター】
地域住民が「子育ての援助を受けたい人(依頼会員)」と「子育ての手助けをしたい人(提供会員)」として登録し、互いに支え合う会員制の仕組みです。保育所や塾への送迎、一時預かりなどの支援を受けることができます。

なお、支援内容は市町村によって異なります。詳細は各市町村にお問い合わせください。

※参照:高知県HP

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