転職成功者インタビュー | リージョナルHERO
「この求人を紹介していただいたときは、すぐにトライしてみたいと思いました」竹田正樹(仮名)さんは、東京のメーカーから、新潟の学校法人へと転職したリージョナルヒーロー。仕事一色の毎日に自問自答し、転職活動を開始。いくつか内定を得たものの、一生をその仕事に注ぐイメージが湧かず、自分が何をしたいのかという根本に立ち返り、転職活動を続けていた。そこへ、エンリージョンから新潟総合学園(NSG)の紹介を受けた。新潟出身で、しかも学校との取引をメインに扱う広告代理店で長年働いていた竹田さんにとって、NSGは注目していた企業のひとつだった。エンリージョンとの最初の面談から2ヶ月後には入社。突然の新潟移住の決定に奥さんも困惑したようだが、家族で移り住んだ新潟には、求めていた充実した人生が待っていた。
- プロフィール学校法人 新潟総合学園 新潟医療福祉大学 竹田正樹さん(仮名) 35歳/大学卒
- 転職活動【転職回数】3回【転職期間】エントリーから内定まで34日間
職業 | 営業 | 職業 | 広報 |
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業界 | 広告代理店 | 業界 | 学校法人 |
仕事内容 | 学校の広報・広告活動の支援 | 仕事内容 | 受験生・保護者・高校の先生に対する広報活動、イベント告知、ツール作成リリース配信、取材対応など幅広い広報業務を担当。 |
大学の入試広報課に勤務しています。大学の魅力を高校生にPRする広報的な仕事を主に担っています。受験生・保護者・高校の先生などの対象者別の広報活動やイベント告知などのツール作成、大学の活動や取り組みについて広く知ってもらうため、メディア向けのリリース配信や取材対応などの仕事にも取り組んでいます。
大学を卒業した後、東京で10年以上働いていました。 学校をメインにしている広告代理店の営業として、学校のブランド創りなどについての経験を積んだ後、ヘアケア商品メーカーの広報職へ転職。その後、現在の学校法人への転職をしました。
1社目の広告代理店では、約13年ほど勤務させていただきました。小規模な会社でしたので、企画立案から営業活動など網羅的に仕事をさせていただきました。また、幸運にも部下を持たせてもらい、人やお金の管理などを学びました。何の不自由もない環境で仕事をさせていただいていましたが、一方で、自分自身の市場価値を確かめたいという気持ちも湧いてきたことで、転職を考えました。 2社目ではヘアケアメーカーの広報部に勤務しました。売上が急速的に伸びている企業で、仕事を覚えながら新しいものを創り上げていくという毎日に、充実感とやりがいを感じていました。 一方で、業務量が多く、家で過ごす時間が限られ、寝るために家に帰っていたような日々が続き「仕事ばかりして、自分の時間を生きてないんじゃないか?」という思いに駆られました。私にとって「自分の時間」とは、「家族との時間」です。結婚して子どももいたのですが、夕食はひとりで摂り、子どもの成長にも鈍感になっていたことに気づき、転職を考えるようになりました。
複数の転職サイトに登録して情報提供してもらう方法と、人材開発会社に登録し面談をして情報提供してもらう方法とを併用していました。私が希望していた「教育」「広報」の職種は特に求人が少なかったため、多くの情報収集先を設けていました。そのような活動のなか、現在の職場に巡りあえたのは、人材開発会社に勤務する私の友人が山口さんの知人であったため、そのご縁で面談をさせていただきました。 地元新潟への転職を強く希望していたわけではありませんが、面談の際に「教育」「広報」での職種という希望をお話ししたところ、NSGの求人についてご案内をいただき、「ぜひトライしたい!」と思いました。
江口さんと初めて面談したのが2月頃でした。3月には先方(新潟)での面接が2回あり、4月には入社していました。
自分でも驚きました(笑)。2回の面接ともに、私の人柄と職務経歴、どのようなスキルをこれまでに身につけ、入社後はどのような仕事をしたいかをお話しさせていただきました。私自身、緊張していましたが、2回ともに面接官の方々が大変話しやすい環境をつくってくれましたので、「自分自身」を隅々までお話できたと記憶しています。
家内は当初、反対していました。東京に持ち家がありましたし、子どもも3人いました。いちばんの心配は子どものことですよね。家内自身は東京育ちなので、知らないところ(新潟)に行って、子育てがうまくやっていけるのか?という不安があったようです。
説得もなにも、「信じて、ついてきてくれ!」ですよね(笑)。今でも「説得」できているかどうかは怪しいのですが(笑)、なんとか子どもと一緒についてきてくれました。
仕事を覚えるので精一杯ですが、入社して3カ月目頃から、高校訪問やガイダンスなどの広報活動も任せていただけるようになりました。 大学の顔として真剣に進路相談に来た高校生に会うわけですので、責任の重い仕事です。でも、そのような責任のある仕事をさせていただけたことがすごく嬉しかったですし、高校生たちと話すのはとても楽しいですね。多方面で積極的な方針をもっている大学ですので、多くの方々にそのような大学の活動を知っていただけるよう広報活動をしていきたいです。
帰宅時間も以前より早くなり、もうすぐ3歳になる上の子を私がお風呂に入れることができ、家内も「助かる」と喜んでいます。また、東京にいた頃は夕食を1人で摂ることが多かったのですが、今はほぼ毎日、家族みんなで夕食をとることができるようになりました。子どもの「変身ごっこ」にもつきあってやれるようになりましたし(笑)、高校時代の友人にも会えるようになりました。 仕事をがんばりながら、そんな時間も持てる、こういう人生のほうがいいな、って今は思っています。家内も、上の子が幼稚園に入りましたので、そこでママ友ができて楽しくやっているようです。 でもいちばん喜んだのは、私の両親かもしれません。以前はお盆とお正月くらいしか会うことができませんでしたが、今は車で10分ほどの距離ですので、孫といつでも会えるのがうれしいようです。私自身も、安心できましたね。前は、遠く離れたところにいる親のことがいつも心配でしたから。
まずは、なぜ転職したいのかの理由を明確にすべきだと思います。 「転職」は大変重い決断です。当然、企業側も真剣ですので、「なんとなく」では、仮に入社できたとしても、お互いに不幸になります。そうならないためにも、自分の強みと弱みを正しく理解することから転職活動は始まると考えます。 そして、転職の目的を「入社」と考えるのではなく、その職場で長く「戦力」として働くことを目的とすることで、企業側に入社後のイメージをもってもらうことができ、採用につながるのだと思います。みなさんの健闘を心よりお祈りいたします!
株式会社エンリージョン 江口 勝彦
私が以前お仕事でご一緒させて頂いた方から「地元の同級生でUターンに困っている友人がいる」とご紹介頂いた事がきっかけでした。ご本人は既に転職活動をしていたものの、自分のキャリアが活かせる職場を新潟で見つけることができず、関東の企業を中心に選考を進めている状況でした。お話を伺うとUターンを諦めかけてはいたものの、ご自身や奥様のご家族も新潟におられ、長期的に考えるとやはり新潟に戻りたいとのお気持ちが強く伝わりました。 前職でのご実績、誠実さ、熱意を企業に推薦したところ、先方から面接の機会を頂き、お人柄とご実績に高い評価を頂き見事内定となりました。今回再度お会いさせて頂きましたが、気持ちの良い笑顔で迎えて頂き、現在の仕事についても力強くお話してくださる姿を拝見し、新潟に必要な人材がご紹介できたと改めて実感致しました。