転職成功者インタビュー

学校法人 新潟総合学園 新潟医療福祉大学
竹田正樹さん(仮名・広報) 35歳

自己実現と家族の成長を叶えられる場所を追い求め、新潟にUターン転職。

「この求人を紹介していただいたときは、すぐにトライしてみたいと思いました」-東京のメーカーから新潟の学校法人へと転職した竹田さんはそう振り返る。

仕事一色の毎日に自問自答し、転職活動を開始。いくつか内定を得たものの、一生をその仕事に注ぐイメージが湧かず、自分が何をしたいのかという根本に立ち返り、転職活動を続けていた。

そこへ、リージョナルキャリア新潟から新潟総合学園(NSG)の紹介を受けた。新潟出身で、しかも学校との取引をメインに扱う広告代理店で長年働いていた竹田さんにとって、NSGは注目していた企業のひとつだった。

コンサルタントとの最初の面談から2ヶ月後には入社。突然の新潟へのUターンの決定に奥様は困惑したようだが、家族で移り住んだ新潟には、求めていた充実した人生が待っていた。

※本記事の内容は、2014年5月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
3回
活動期間
エントリーから内定まで34日間

転職前

業種
広告代理店
職種
営業
業務内容
学校の広報・広告活動の支援

転職後

業種
学校法人
職種
広報
業務内容
受験生・保護者・高校の先生に対する広報活動、イベント告知、ツール作成リリース配信、取材対応など幅広い広報業務を担当。

「自分の時間を持つこと」の大切さに、気づく。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

大学の入試広報課で、大学をPRする広報的な仕事に携わっています。受験生や保護者、高校の先生などに向けた広報活動やイベント告知などのツール作成、大学の活動や取り組みについて広く知ってもらうためのメディア向けのリリース配信や、取材対応などの仕事にも取り組んでいます。

入社前のご経歴を教えてください。

大学卒業後、東京で学校を主なクライアントとする広告代理店の営業として10年以上勤務し、学校のイメージ戦略などに関する経験を積みました。その後ヘアケア商品メーカーに転職し、広報業務を担当していました。

転職のきっかけは?

前職では、仕事を覚えながら新しいものを創り上げていくという毎日に、充実感とやりがいを感じていました。しかし業務量が多かったため、寝るためだけに家に帰っていたような生活が続き、「自分の時間を生きてないんじゃないか?」という思いに駆られました。

私にとって「自分の時間」とは、「家族との時間」です。毎日の夕食はひとり、子どもの成長にも鈍感になっていたことに気づき、転職を考えるようになりました。

転職活動はどのように進めましたか?

私の友人がリージョナルキャリア新潟のコンサルタントと知人だったため、そのご縁で面談をしていただきました。地元新潟への転職を強く希望していたわけではありませんでしたが、面談の際に「教育」「広報」での職種という希望をお話ししたところ、NSGの求人についてご案内をいただき、「ぜひトライしたい!」と思いました。

応募をお願いすると、自分でも驚くほどトントン拍子で話が進みました。面接が2回あったのですが、いずれも面接官の方々が大変話しやすい雰囲気を作ってくれたため、職務経歴、スキルや入社後の希望だけでなく、自分自身の考えなど、隅々まで話すことができました。

妻は、東京に持ち家があり、自身も東京育ちだったことから、当初は反対していました。知らない土地での子育てや生活に不安があったようです。話し合いを重ね、最終的には、「信じて、ついてきてくれ!」と頼み込んで、承諾してもらいました。

仕事のやりがいと、家族との触れ合いを両立する人生へ。

転職していかがですか?

仕事を覚えるので精一杯ですが、入社して3カ月経った頃から、高校訪問やガイダンスなどの広報活動も任せてもらえるようになりました。「大学の顔」として、真剣に進路相談に来た高校生に会うので、責任の重い仕事です。

しかし、そのような責任ある仕事を任されることが嬉しいですし、高校生と話すのはとても楽しいですね。

多方面で積極的な方針をもっている大学ですので、多くの方々にそのような大学の活動を知っていただけるよう広報活動をしていきたいです。

生活面の変化はありましたか?

帰宅時間が以前より早くなり、子どもをお風呂に入れることができるようになったので、妻も喜んでいます。また、ほぼ毎日家族みんなで夕食をとることができるようにもなりました。

高校時代の友人にも会えるようになり、仕事を頑張りながら、自分の時間も持てる、こういう人生の方がいいな、と今は思っています。

それから、一番喜んでいるのは、私の両親かもしれません。車で10分ほどの距離ですので、孫といつでも会えるのが嬉しいようです。以前は、遠く離れたところにいる親のことがいつも心配でしたから、私自身も安心できましたね。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

まずは、なぜ転職したいのかの理由を明確にすべきだと思います。「転職」は大変重い決断です。当然、企業側も真剣ですので、「なんとなく」では、仮に入社してもお互いに不幸になってしまうかもしれません。そうならないためにも、自分の強みと弱みを正しく理解することから転職活動は始まると考えています。

そして、転職の目的を「入社すること」ではなく、その職場で「長く戦力として働くこと」とすることで、企業側に入社後のイメージをもってもらうことができ、その結果、採用につながるのではないかと思います。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
江口 勝彦

竹田さんとの出会いは、私が以前お仕事でご一緒させていただいた方から「地元の同級生でUターンに困っている友人がいる」とご紹介いただいたことがきっかけでした。ご本人は既に転職活動をしていたものの、自分のキャリアが活かせる職場を新潟で見つけることができず、関東の企業を中心に選考を進めておられる状況でした。

お話を伺うと、Uターンを半ば諦めかけていたものの、長期的に考えるとやはり新潟に戻りたいとのご希望をお持ちであることが強く伝わりました。前職でのご実績、誠実さ、熱意をNSG社に推薦したところ、お人柄とご実績に高い評価をいただき、見事内定となりました。

今回の取材で再びお会いしましたが、気持ちの良い笑顔で迎えていただき、現在の仕事についても力強くお話してくださいました。その姿を拝見し、新潟に必要な人材がご紹介できたと改めて実感いたしました。

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