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愛知2022.09.06

愛知県【最新の雇用情勢】有効求人倍率は1.37倍-2022年7月、前月同水準

愛知労働局から、7月の愛知県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。

    

   

現在の愛知県内の雇用情勢概況

   

   

topics 求人倍率  ≫≫≫ 有効求人倍率: 1.37 倍(対前月 同水準)
求人の状況 ≫≫≫ 新規求人数 : 45,346 人(対前月 +1.4 %)
求職の状況 ≫≫≫ 新規求職者数: 17,956 人(対前月 -2.7 %)

   

労働局は製造業を中心に求人数が増加傾向にある一方、原材料価格の高騰や新型コロナの感染状況などの影響について引き続き注視していく必要があるとしています。

また、全国平均は1.29倍で、この水準を上回っています。

愛知労働局は「新型コロナの感染拡大が続いているが、行動制限がないことから現時点では宿泊業や飲食サービス業への影響は小さく、基本的に製造業を中心に求人数が増加傾向にある」と述べました。

一方で「部品や半導体の供給に制約がかかっていることに加え円安や原材料価格の高騰、それに新型コロナの感染状況などの影響について引き続き注視していく必要がある」と指摘しました。

(参考:NHK NEWS WEB 8月30日)

   

<有効求人倍率とは>

 厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。

【算出方法】

 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)

【数字の見方】

 倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある)

 倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況)

 倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)

 

※景気動向指数としての側面

 労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、

 有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」

 景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、

 新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。

    

   

有効求人・求職の状況

     

全国の有効求人倍率は 1.29 倍 /対前月 + 0.02 pt
東海の有効求人倍率は 1.40 倍 /対前月 同水準

愛知県の有効求人倍率は 1.37 倍 /対前月 同水準 
有効求人数は 134,396 人 /対前月 - 2.4 % 
有効求職者数は 98,308 人 /対前月 - 2.1 %

 (※すべて季節調整値)

       

  

新規求人・求職の状況

  

新規求人倍率は 2.53 倍 /対前月 + 0.11 pt
新規求人数は 45,346 人 /対前月 + 1.4 %
新規求職者数は 17,956 人 /対前月 - 2.7 %

 (※すべて季節調整値)  

    

愛知求人倍率.jpg

出典:愛知労働局「職業安定業務統計資料」

   

  

   

正社員の状況

      


正社員の有効求人倍率は 1.13 倍 /前年同月より 0.13 pt 増加。 
13か月連続で1倍台

  (※すべて原数値)   

     

  

    

    

現在の日本国内の労働力調査

   

   

topics 就業者数、雇用者数:就業者数は 6755 万人(前年同月比 -2 万人)  4ヵ月ぶりの減少
 完全失業者数  :完全失業者数は 176 万人(前年同月比 -17 万人) 13ヵ月連続の減少
 完全失業率   : 完全失業率(季節調整値)は 2.6%(前月比 同率)

   

  失業率.jpg

出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」

 

 

 

<完全失業率とは>

 総務省が発表する統計値の一つで「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。 数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。 

【算出方法】  完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100 

※景気動向指数としての側面 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。

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