転職成功者インタビュー

クレハ合繊株式会社
市川周吾さん(海外営業) 31歳

配偶者の地元である栃木に移住。そこで希望通りの海外営業の仕事に巡り会えた。

海外暮らしの経験もあり、大学で中国語を学んだ市川さんは、ずっと海外営業の仕事を志向していた。新卒で入社したのは東京の印刷機械メーカーで、希望通り海外営業の仕事に就く。

約6年働いた後、関西の電池メーカーに転職し、4年間で中国、台湾、インド、シンガポール、アメリカの子会社向けの海外営業を経験。また、プライベートでは結婚も果たした。そして、配偶者が地元の栃木に転勤することになり、自らも栃木への移住を決意して再び転職活動に取り組むことに。

当初、自分のスキルが活かせる海外営業の仕事を栃木で探すのに難航したものの、リージョナルキャリア栃木の紹介でクレハ合繊と巡り会えた。そんな市川さんの転職活動体験談について伺った。

※本記事の内容は、2024年1月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
1回
活動期間
エントリーから内定まで91日間

転職前

業種
電子部品・部材メーカー
職種
海外営業
業務内容
電池製品の海外現地法人向け代理店営業。アジア・北米を担当。

転職後

業種
合成繊維メーカー
職種
海外営業
業務内容
釣糸製品の海外代理店営業。中国を主としたアジアを担当。

栃木に根を下ろしながら、中国市場を中心とする海外営業を担当。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

クレハ合繊は、「クレラップ」など様々な機能・化学・樹脂製品の製造・販売を行う上場企業、株式会社クレハのグループ会社で、プラスチックを原料とした合成繊維を製造・販売するメーカーです。私はその繊維事業部に属し、中国を中心とした海外営業を担当しています。

製品として主に取り扱っているのは、釣りに使われる糸です。我々の「シーガー」というブランドは、世界で初めてのフロロカーボン釣糸として、世界中の釣り人に認知されており、日本のみならずアメリカ・中国・ヨーロッパをメイン市場として、現地関連会社や商社、海外の代理店に紹介・販売しています。

現在私が担当している市場は中国がメインですが、一部はシンガポールなどの東南アジアや、ヨーロッパ向けの新規顧客開拓を含めた拡販活動にも従事しています。

日々の営業活動は、電話とメールのやり取りが中心。展示会など釣具関連のイベントが開かれる際は現地に出向き、お客様を訪ねて製品を紹介したり、市場ニーズの情報を収集したりします。

海外出張の頻度は2~3ヶ月に1度くらいで、出張に出たら1週間ほど現地に滞在しています。

同じ部署のメンバーは6名で、うち海外営業を担当しているのは管理職を含め4名。わからないことは周囲の先輩に聞きながら、徐々に業務に慣れているところです。

入社前のご経歴を教えてください。

父の海外赴任が長く、子どもの頃は海外で暮らしたこともあります。おかげで英語には早くから触れてきましたし、大学では中国語を専門に学びました。就活にあたっては、こうした語学スキルを活かせる、海外営業の仕事を第一に志向しました。

最初に勤めた東京本社の印刷機械メーカーでは、中国や香港、台湾などの子会社や販売代理店に製品を紹介する営業を担当しました。そこで6年働き、今後のキャリアを考えて関西の電池メーカーに再び海外営業として転職しました。

製品はコイン型電池やボタン型電池に変わりましたが、自社製品を現地の子会社や販売代理店に紹介する、というスタイルは同じです。同社では、4年間で中国、台湾、インド、シンガポール、アメリカ子会社向けの海外営業を経験しました。

転職のきっかけは?

2020年に結婚。当時、配偶者は大阪で勤務していたのですが、もともと栃木出身者でした。そして2023年4月、栃木への異動が決まったのです。そこで、私も配偶者と一緒に栃木に移ることにしました。

前職の会社からは「仕事はリモートで継続できる」と言われていましたが、今後の生活や、子どもが生まれた時のことを考えると、栃木の会社に転職した方が良いのではないか、と感じました。

実際に栃木に来てみると、とても暮らしやすく、こちらに根を下ろすのもいいという気がしたため、再度の転職に踏み切りました。

転職活動はどのように進めましたか?

まずは大手転職サイトに登録し、自分の希望する仕事を探しました。しかし、栃木本社で海外営業を担当できる会社はなかなか見つかりません。いっそ、東京都内ならフルリモート可能な会社があるのではと思って検索したりしました。それでも、希望に沿う案件を発見するのは難しく、試行錯誤しました。

そんな時、リージョナルキャリア栃木のコンサルタントから連絡をいただいたのです。栃木に特化した転職支援会社だけあって、自力では出会えなかったいろんな情報を提供していただきました。

また、企業情報だけでなく、エントリーシートの書き方や面接の心構え、私のアピールポイントなどを第三者の目線でアドバイスしてくれました。

さらに、応募対象の企業の社風や経営者の考え方など、詳しい企業情報を教えてくれました。おかげで転職活動が進みましたし、等身大の姿で面接に臨めたと感じています。

今の会社に決めたポイントは?

コンサルタントから紹介いただいた3~4社のうちの1社が、クレハ合繊です。一番の決め手は、自分の経験やスキルが活かせるという実感を得たことです。

面接では、現在の職場の上司が来て話をしてくれ、「思い描いていた海外営業ができそう」と納得できました。

待遇などの条件面も申し分ないものでしたし、車通勤した場合のアクセスの良さ、会社のスケールなど、どの面をとっても不満はなく、スムーズに決めることができました。

「釣糸」という、まったく新しい分野に触れられるのが楽しい。

転職していかがですか?

営業では、イメージ通りこれまでの経験が活かせています。ただし、これまでは、印刷機械にしろ電池にしろ、法人の使用者を前提とした製品ばかりでした。しかし釣糸は漁業関係者はもちろん、釣りをレジャーとして楽しむ個人の方々も大勢使用します。

当然、販売代理店に対するアピールポイントや、商談を進める際の細かなフローも異なってきます。こうした違いを一つひとつ学び直しているところです。

転職して良かったと思うことは?

これまで釣りはまったくやったことがなく、新しい知識に多く触れられますし、対象とするお客様の顔ぶれもガラッと変わったため、とても新鮮な気持ちで仕事ができています。

職場の皆はとても気さくで、丁寧に教えてくれます。指導のためにマニュアルなどもわざわざ作成してくれたりして、とてもわかりやすく、助かっています。

困っていることや課題はありますか?

周囲の先輩のためにも、早く業界や製品を覚えないといけない、と思っています。100%理解するには時間がかかるでしょうが、一通りは自力でできるようにしたいですね。

私が自律的に動けるようになれば、周囲の先輩の手を煩わせることも少なくなるはず。海外営業のメンバーとして早く独り立ちすることが、私の課題です。

生活面の変化はありましたか?

東京と関西では電車移動ばかりでしたが、栃木では通勤にも普段の生活にも車を使うようになりました。自宅から勤務先まで、車で30~40分といったところです。電車通勤だとストレスも多かったですが、車の運転がむしろストレス解消になっています。

大都市圏と比べると、駅も遠いしバスが少ないですが、車が基本なので、困ることはありません。むしろ、閑静な住宅街で心安らかな暮らしができていいですよ。

それから食材も安いですね。地元産の新鮮な野菜が身近なお店で安く買えるので、とても満足感があります。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

これまでの経験をベースにした仕事に就くにしろ、まったく違う仕事を選ぶにしろ、まず自分のやってきたことを振り返り、整理するのが転職活動の第一歩だと思います。

自分がやってきたことが分かってないと、次に進む道を探すための軸が定まらず、選択の基準がブレてしまいます。せっかく良い会社に巡り会えても決断できず、どんどん焦ってしまう、といったことも起こってくるでしょう。

焦らず、自分のペースで転職活動を進めるためにも、まずは自身を振り返り、方針を定めてください。納得して進めた結果なら、どんな決断だろうと後悔はないはずです。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
鎌田 真知子

市川さんとの出会いは、某転職サイトでのスカウトメッセージでした。栃木勤務をご希望で、メーカーで海外営業のご経験があり、しかも英語と中国語が話せることから、すぐにでもご提案したい企業が複数ありました。

市川さんの方は「しばらく現職にとどまりながら栃木に引っ越し、リモート勤務をしつつ転職活動をしたい」という計画でしたので、それに合わせて情報交換をしながら進めていたところ、良いタイミングでクレハ合繊社のお話があり、とんとん拍子で今回のご縁につながりました。

仕事ではグローバルで活躍の場をますます広げ、プライベートではご家族とともに栃木ローカルライフを楽しんでいらっしゃるご様子。私たちリージョナルキャリアが掲げるスローガン「暮らしたいところで思い切り働く」「らしく。あつく。」を実現されたお一人であると嬉しく思いました。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。

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