2022.06.20
90%以上が既婚者か恋人あり??~「男女共同参画白書」の数値と転職についての考察~
こんにちは。リージョナルキャリア大阪(株式会社グリッド)の吉田です。
6月14日に内閣府が公表した「男女共同参画白書」では、20代男性の3人に2人(66%)は妻や恋人がおらず、4割(40%)はデート未経験、20代女性の51%に夫や恋人がおらず、25%がデート未経験という調査結果が様々なメディアで注目を浴びていました。
実はこの数値自体は、以前とそこまで変わっていないらしく、何年か前も同じような話をしたなと思っていたのですが、毎回この事実を知らされるとつい驚いてしまいます。
そして、ふと違和感を覚えたのは私たちが転職をお手伝いする方は既婚者や恋人がいる方がほとんどだなと思った事です。これはたまたまなのかもしれないのですが、弊社内でも同じような感覚を持っていたコンサルタントが多かったので、個人的にこの1年間で転職をサポートさせていただいた方を振り返ってみると90%以上が既婚者もしくは結婚を考えている恋人がいる方達でした。
たしかに転職理由についても見てみると
自身の成長、キャリアアップといった理由以外の別軸として
「労働時間が長く、家族との時間が取れない」
「子供の教育や支援を考えると市場価値を上げ、年収アップしていきたい」
「結婚をして、転勤が出来ない」
「妻や自分の親の近くにUターンをしたい」
「会社の将来が不安になり、安定を求めて」
といったような「生活」や「家庭」に関わる理由をゴールにしている方が多かったです。
生活環境の変化や家庭の状況変化は、転職を考えるきっかけについてここまで大きな影響があるのかと改めて気付いた一方で、企業側はますます減少していく20代や30代の人材をターゲットとして採用していくのであれば、様々な努力や変化をしてく必要性を感じました。この点については企業側に提案ができる良い気づきとなりました。
以前から冒頭の数値自体はそこまで変化がないとの事だったので、転職市場自体に大きな影響はないのかもしれないですが、家庭を持った方や結婚を考えている方がどのような環境であれば将来含めて働きやすいのか、転職を考えなくて済むのか、というテーマに取り組むことが採用力強化につながるかもしれません。
上記のようなきっかけで転職を考え始めた方は、転職者の実例なども踏まえ将来的なお話もさせていただきます。引き続き個別相談会を実施しておりますので、お気軽にご相談ください。
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