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転職成功者インタビュー | リージョナルHERO

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ベバストジャパン株式会社 本山裕司さん(仮名) 33歳

転職回数
2回
転職期間
エントリーから内定まで80日間

経験を積んで、いつかは故郷へ。グローバル展開するモノづくり企業へUターン転職。

大学での専攻を活かして卒業後は政府系機関の一員として国際協力に尽力。その際、日本の技術力のプレゼンスの高さと必要性、モノづくりの面白さを実感した為、帰国後は大手鉄鋼メーカーに転職していた本山さん。本格的に広島へのUターンを考えるようになった理由は、豪雨災害に見舞われた故郷の光景を目の当たりにしたからだった。故郷に暮らす家族や知人が、災害などのアクシデントに直面しても、遠方で働いていては力になれない。将来のことも考え、本山さんはやはり地元に戻ろうと決断した。希望通りの企業へのUターン転職を果たした本山さんに、広島での新生活について伺った。

転職前後の職業

職業

調達→生産企画

購買

業界

鉄鋼メーカー

自動車部品メーカー

仕事内容

鉄鉱石の購買・契約業務、中長期的な需要環境を考慮した生産計画の立案

部品育成担当として開発段階における部品の品質育成計画の立案と履行

故郷を襲った災害。家族が不安な時に、そばにいられないことがもどかしかった。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

勤務しているベバストジャパンは、110年余りの歴史があり世界50カ国に拠点を持つドイツの自動車用ルーフボディーシステムメーカーの日本法人です。私は購買・部品育成担当として、開発段階における部品の品質育成計画の立案と履行に携わっています。単に部品を購入するだけではなく、部品メーカーと一緒になって品質の向上と安定に取り組み、効率的な量産化を実行するため、部品メーカーと協働しています。また、当社からの要求がコスト・品質・納期・製造手法などの観点から部品メーカーのキャパシティを超えるようなものであった場合は、図面を作成した社内の開発部門と協議し、製品機能を満たしたうえで設計図面の最適化を行うこともあります。やり取りの相手先は、社外の部品メーカーから、社内の開発部門や品質保証、プロジェクトマネジメントなど多岐にわたります。

入社前のご経歴を教えてください。

大学で国際関係論を学び、卒業後は政府系機関に勤務し、アフリカ・ウガンダで地場産業の育成・振興に取り組んでいました。こうした4年間の経験から、これからはビジネスを通じた持続的経済発展が必要であり、日本の技術力を存分に発揮していくべきであると痛感したのです。そこで帰国後はグローバル化を推進する大手鉄鋼メーカーに就職しました。本社で鉄の原料となる鉄鉱石の購買・調達、製鉄所での自動車用鋼板を中心とした生産計画、それぞれ3年ずつ担当しました。

転職のきっかけは?

契機になったのは2018年7月の豪雨災害です。家族が暮らしていた地域はとくに被害が大きく、被災直後は交通網が寸断され陸の孤島状態でした。幸い家族は無事でしたが、不安な時期にそばに付き添ってあげられないもどかしさを感じました。加えて、「生活に身近なモノづくりに携わりたい」という思いも強くなってきていました。前職もモノづくり企業でしたが、鉄は素材であって、一般の人が目にするような完成品ではありません。「私はあの製品の製造に関わっています」と紹介できる、「ユーザーの生の声が実感できる製品づくりに取り組みたい」そう考え始めたのも、転職を考える一因となりました。

転職活動はどのように進めましたか?

最初は大手転職サイトで探しました。ですが、全体の求人数は多いものの、広島でモノづくり企業と絞り込むと選択肢が少なくなってしまいます。そこで人材紹介会社の活用を考えるようになりました。リージョナルキャリア広島の存在を知ったのもその頃です。コンサルタントの方は、面談のため当時住んでいた街まで足を運んでくれました。私も長く広島を離れており、広島の転職事情に疎かったので、細かいことまで直接質問できたのはありがたかったですね。面接についてもしっかりアドバイスをしてくれたおかげで、落ち着いて面接に挑むことができました。

今の会社に決めたポイントは?

途上国の国際協力の現場や鉄鋼メーカーでの勤務を通じて、グローバルな視点で物事を考えるようになりました。広島という地方都市でグローバルに事業を展開するベバストジャパンは、その条件にピッタリとあてはまりました。

「グローバル」「モノづくり」という2つの要素を満たす企業に出会えた。

転職していかがでしたか?

サンルーフなどの完成品だけではなく、部品メーカーに足を運んで、部品一つひとつのモノづくりまで見ることができる。想像していた以上に面白い世界です。これらの部品の品質をどう向上させるか、スケジュール通りに完成させるためにはどういう方法があるかなど、課題は満載ですが、部品メーカーの担当者と一緒に解決していく楽しみがある。やりがいの大きい仕事ですね。

生活面での変化はいかがですか?

今、私は一人暮らしをしているのですが、実家には車で1時間ほど。何かあってもすぐに駆けつけられるので、家族も喜んでくれています。災害などアクシデントがあっても、地元に住んでいれば現地の詳細な情報も入手しやすいでしょう。そういった意味でも安心できます。

困っていることや課題はありますか?

ベバストグループはグローバル化を加速させており、その一環としてグループ内の業務標準化を積極的に進めています。そうした流れに自分自身がどう携わっていけばいいのか、模索しているところです。しっかり製品・業務知識を習得し、状況を見極め、進むべき方向を定めるのが今の課題です。

転職してよかったと思うことは?

グローバルな動きを肌で感じられるタイミングに入社できたことはラッキーだったと思います。ただ、まだ入社したばかりで業務に関する知識がまったく足りていません。これから勉強を重ねて、1日も早く独り立ちしたいと思っています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

転職に際しては、「自分がなぜ転職するのか」を今一度整理しておくといいと思います。転職活動を始めると、給与や待遇など条件の良い企業に目移りしがちですが、ぶれない軸を自分の中に持っていれば、迷った時に立ち返ることができますから。私の場合、それは「故郷に腰を据え、グローバルな視点でモノづくりに携わりたい」という想いでした。モノづくりに触れる毎日はとても楽しいですし、やりがいにもつながっています。

担当コンサルタントから

株式会社ライフサイズ
中島 純一

広島へのUターンはご家族を想っての決断でしたが、ご自身のキャリアイメージを伺うと『ユーザーの生の声が聞ける製品づくりに関わりたい』『グローバルにビジネス展開を行う企業でこれまでの経験を活かしたい』と非常に明確なお答えを頂きました。何より真剣な眼差しと熱い語り口から本山さんの覚悟と意志の強さを感じたことを鮮明に覚えています。先日お会いした際には「業務に必要な知識が足りず、なかなか貢献できていません、日々勉強中です」と語っていましたが、言葉とは裏腹に充実した表情と変わらず熱い語り口でしたので、「本山さんらしい」と思いつつ、エネルギーに溢れていることを実感できて嬉しかったです。今後も益々のご活躍を願っております。

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