転職成功者インタビュー

明電産業株式会社
谷沢憲司さん(仮名・総務) 46歳

管理部門のキャリアを活かし、学校職員から再び民間企業へ。

谷沢さんは、住宅会社の総務・経理職を10年勤めた後、学校職員に転職。新部門を立ち上げ軌道に乗せると、もう一度民間企業ならではの刺激の中に身を置くべく、40代にして2度目の転職に踏み出した。

「相性の良いコンサルタントと巡り会えたことで、スムーズな転職活動ができた」と振り返る谷沢さんは、二つの組織の管理部門で培った知識や経験をアウトプットすると同時に、新しい職場で学び、成長する自分を感じている。

※本記事の内容は、2016年8月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
1回
活動期間
エントリーから内定まで45日間

転職前

業種
学校法人
職種
事務職員
業務内容
広報業務やイベント事業の企画運営

転職後

業種
電設資材商社
職種
総務
業務内容
採用業務や労務管理、助成金申請などの総務業務全般

ミッションを成し遂げ、40代で次のチャレンジへ。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

栃木県宇都宮市に本社を置く電設資材商社の総務部で、係長として勤務しています。現在の仕事のメインは新卒・中途を含めた採用業務ですが、社会保険手続きなどの労務管理、助成金申請など、総務業務全般にも携わっています。

入社前のご経歴を教えてください。

栃木県出身で、県内の大学を卒業後、地元の住宅業界の企業に就職。約10年間、総務・経理部門で決算業務や人事業務などを担当しました。

その後、学校の事務職員に転職し、そちらでも約10年にわたり広報業務やイベント事業の企画運営に携わりました。

転職のきっかけは?

学校職員としては、新しい部門を無事に立ち上げ、業務の道筋もつけることができました。後任の人材も育っており、「やるべきことはやった」という達成感もあったので、学校での仕事に区切りをつけ、もう一度、社会と直接関わる民間企業に身を置きたいという思いが芽生えるようになりました。

そのときすでに43歳になっていましたので、覚悟は必要でしたが、「次のチャレンジをしたい」という想いが上回りました。

転職活動はどのように進めましたか?

いくつかの転職支援会社にエントリーし、その中の一社がリージョナルキャリア栃木だったのですが、非常に良いサポートをしてもらいました。

こちらが「そろそろ連絡したいな」と思ったタイミングで連絡をもらうことが多く、紹介してくれた会社の採用状況など、きめ細かく教えてもらえました。

私からも、併願先のことも含めてオープンに話し、情報交換しました。転職活動を気持ち良く進めることができて心強かったですし、安心してお任せできました。

4社紹介してもらい、面接を受けたのは2社。もう1社の合否が出る前に明電産業が内定に至り、お世話になることに決めました。

今の会社に決めたポイントは?

コンサルタントに伝えた条件は2つありました。1つは業務内容。20年以上管理部門を歩いてきましたので、経験のないことをゼロからやるのは年齢的にも厳しいと考え、事務職を希望しました。もう1つは収入面。家庭もありますので、最低ラインを伝えて探してもらいました。

これらの条件が合致していたことはもちろんですが、面接に行ったときに感じた、会社の雰囲気が決め手になりました。活気があって、とてもアットホームな雰囲気でした。

実際、入社後もそのイメージにズレはありませんでした。組織がフラットで働きやすく、面接時に、会社の本当の雰囲気が伝わってきていたのだろうと思います。

新たな学びがあり、自分の成長を感じられる喜び。

転職していかがですか?

これまでの知識や経験を活かして行う業務が半分。残りの半分は、電設資材の卸という新しい仕事について、新たな学びの積み重ねです。

また昨年、M&AによりIT企業を子会社化しましたので、その会社の総務・経理業務も担当するようになりました。事務的な手続きは同じですが、業界が違うため、社員の雰囲気も事務所の雰囲気も違います。採用に関しても、異業種の募集となると、そこにも新たな学びがあり、幅広い業務を任せてもらっているなと感じています。

これまでの経験を活かせると同時に、今の仕事の一つひとつに新たな学びがある。もし、これまでの経験だけでできる仕事だったら、物足りなさを感じていたかもしれません。この年齢になっても自分の成長を実感できる、そんな仕事ができています。

困っていることや課題はありますか?

会社が違えば、同じような業務でも仕事の進め方や考え方が違います。私のような中途入社者は、別の会社での仕事の進め方を知っている分、今のやり方がベストかどうかを見直し、改善点があれば提案していくことができると感じています。

効率良く業務を遂行するために変えるべきものがあれば、前職のノウハウを活かしてやっていきたいと思います。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

新たにチャレンジしたい、何かをやりたいという前向きな転職なら、勇気を持って積極的に転職活動に向かって行けばいいのではないでしょうか。

私は2回の転職を経験していますが、転職して良かったと思えるのは、次の仕事にチャレンジする気持ちがあったからだと思っています。

その気持ちがあれば、困難に直面することがあったとしても、前向きに取り組んでいくことができると思います。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
佐藤 照昭

谷沢さんとはエントリーいただいた翌週に、直接お会いしました。これまでの仕事の成果に自信をお持ちの一方で、学校法人での経験が民間企業で評価してもらえるのだろうか、という不安を抱いていらっしゃいました。

そこで、選考に臨むにあたって、あらかじめ民間企業で活かせる経験・知識をリストアップし、谷沢さんの魅力を余すことなく企業に伝えられるようサポートしました。その甲斐もあってか、選考はスムーズに進み、明電産業社へのご入社の運びとなりました。

現在、谷沢さんは採用業務を担当されていますので、仕事上でも交流があります。ご活躍の姿を拝見できることは、コンサルタントとして嬉しい限りです。

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