採用が経営を変えた瞬間 代表取締役社長 笠間 聖司氏

出会いは、無限の活力!
時代を読んで、戦略を練る

株式会社ディンプレックス・ジャパン / 代表取締役社長 笠間 聖司

Vol.37

株式会社ディンプレックス・ジャパン
代表取締役社長 笠間 聖司

北海道

1965年10月21日生まれ 札幌市出身 

札幌西高校、北海学園大学卒業後、海外企業での修業を経て起業 

1997年 株式会社グロバリー設立 

2005年 株式会社グレン・ディンプレックス・ジャパンを設立 

2008年 株式会社ディンプレックス・ジャパンに社名変更

2012年  在札幌アイルランド名誉領事に就任

日本の原風景で育った昭和世代

私の幼少期は、遊びといえばもっぱら外遊びばかりでした。ファミコンなどない時代でしたから、夏は野球、冬はスキー。とにかく近所の仲間たちと元気に遊びまわっていました。道路はアスファルトではなく砂利道。やっと自家用車が普及した頃でした。今でも北海道の寒い冬に、石炭石油の煙突ストーブを囲む家族の姿が思い浮かびます。現代の若者には想像できない日本の原風景的な生活環境で育ちました。時代は変化し、進化することを実体験から知り得たことは、仕事上でも活かされているような気がします。事業展開を考える時も、その時代変化に敏感になることが肝要だと思います。

英語コンプレックスを克服して世界へ

今では考えられないことですが、高校時代の私は“アルバイトが本業”のようなものでした。スーパーや百貨店で食品の実演販売をして、「プロにならないか」とスカウトされたこともあり、営業として目覚めた時期でした。でもそこで「何か違う」と心の芽生えがあり、大学進学の道を選びました。大学では、家庭教師のアルバイト三昧。英語が苦手だったのに外国語を使うゼミに入り、外国人の先生に出会いました。彼が話す英語はもちろん分からず、でもそこから英語を猛勉強。そして、英語通訳のアルバイトを紹介されるまでになり、将来は海外で活躍したいと思うようになりました。

出会いの連鎖で、世界が見えてきた

そんな大学1年生の時、通訳アルバイトで知り合ったハウスビルダーの社長から「海外の大企業で修行しないか?あなたに投資したい。将来、一国一城の社長にならないか」と、まるで息子のように目をかけてもらい、企業留学の話をいただきました。今思うと、英語が話せるようになったことで世界が広がり、人生を左右する出会いに恵まれたと思います。世界最大の木材メーカーで修業し、北米の製材ビジネスを学びました。日本に戻り、前出のハウスビルダーの社長の下で働きましたが、数年後に独立。生意気ですが、会社の仕組みの中で評価されるのではなく、世界で認められたいと思ったからです。その後も、出会いの連鎖は続き、私の人生を拓いてくれました。

人との出会いにはリミットがない

1997年に住宅の専門商社として独立し、世界各地の住宅関連製品を輸入販売していました。オール電化住宅の普及という時代背景もあり、8年間で会社規模は50億円に成長しました。そんな 折に、アイルランド大使館より連絡があり、「同国に本社がある世界最大級の電気暖房メーカーのCEOが来日するので、日本市場について話を聞きたい」という依頼を受けました。複数の日本企業が同社CEOと面談をしたのですが、私のことを大変好意的に評価していただきました。その後、同社から資本提携のお誘いを受け、100%子会社化することに。外資系の販売会社に転身することになったのです。紆余曲折はありましたが、人との縁が事業を支える原動力になっているとつくづく思います。人と人の出会いにはリミットがありません。人との出会いから教えてもらうことはたくさんあり、私の人生そのものです。

社員は家族。チームで困難を乗り切る

一人の人間ができることには限りがあります。欠点を補い合い、社員の頑張りによって幾度も救われてきました。彼らの高い意識や勇気ある行動によって会社が維持され、発展できています。そして私自身も彼らから学んでいます。いろいろな社員がいるからこそ会社は強くなり、人材がかけがえのない財産となる。社員は家族のようなものであり、野球やサッカーのチームのようなもの。社長が家長であり、監督であるならば、社員はいろいろな役割を担うチームメンバー。お互いの意識を高めてチームビルディングしていくことが大切です。社長である私の重要な役割は、勝つための戦いを選び、勝利へと導くことでしょうか。勝つためには理由がある。そこをよく理解しなければなりません。負けそうな時にこそ、冷静かつ最善の道を選び、チーム全体で困難を乗り切っていきます。

新しいライフスタイルの提案に挑む

今、当社が力をいれているのは、「B to B」 から「B to C」への転換。少子高齢化、住宅着工減に左右されることなく、1億1000万人がマーケットとなります。また、もう一つの方向性は、時代のエネルギー事情の変化、生活様式の多様化に合わせた暖房、ライフスタイル提案をつくり上げることです。私たちの市場における価値、役割を見つけだし、大手メーカーにはできない戦略で輝きを放っていきたいです。これから会社を担う若い人材に伝えたいメッセージは、ありきたりではありますが、「失敗を恐れるな」ということ。自分を磨き、進化させ、継続する力を養ってください。そして最後に一番大切なのは、「楽しくあれ」ということです。楽しくなければ何も生まれませんから。

編集後記

ひとつひとつの出会いを大切にし、懸命に期待に応えようとする中で、振り返ってみればそれが人生の分岐点となっていたと語る笠間社長。一心不乱に目の前のことに没頭し、目の前の人を大切にする姿は学生時代から培われているのだと感じます。人とのご縁が笠間社長の人生を切り拓くきっかけとなり、同社を創った礎となっています。「人を裏切らず誠心誠意接していれば、道は拓ける」との誠実な言葉は笠間社長の生き様を現しています。「失敗を恐れず、自分を磨き、進化させ、継続する力を養うことが大切」との言葉は同社の経営姿勢を物語っており、ここに同社成長の秘訣があると感じました。

文:リージョナルスタイル認定コンサルタント 荻野 智史

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