採用が経営を変えた瞬間 代表取締役社長 南石 拓哉氏

皆が誇れる会社にしていきたい。

株式会社オーユーシステム / 代表取締役社長 南石 拓哉

Vol.33

株式会社オーユーシステム
代表取締役社長 南石 拓哉

岡山

大学を卒業後、カナダに2年間の語学留学。カナダから帰国後、留学中に現地で流行っていた日本にはないタイプのピザ屋を岡山で開店。代表として約2年半ほど店舗経営を行った後、2007年に営業職としてオーユーシステムに入社。1年目で新人として過去にない成績を収める。その後、営業取締役室長、常務取締役を経て、2015年9月に代表取締役社長に就任。

1,000社を超えるお客様と直取引をする独立系ITベンダー

当社は岡山に本社を置く独立系のITベンダーです。内田洋行のERPソリューションパッケージである『スーパーカクテル』をはじめ、自社開発の運送管理システムや食品の品質情報管理システムなどのソフトウェアを企業へ提案し導入を行っています。また、ハード・ソフトの保守サービスやセキュリティ支援サービス、WEB会議システムやグループウェアなどWEBコミュニケーションツールの提案・導入、オフィス内で使用する機器やサプライ品の販売等、企業の様々な課題をワンストップで解決するトータルサポートサービスで1,000社を超えるお客様とお取引をさせて頂いています。これだけの顧客資産を持ち、全てのお客様と直取引をさせて頂いているのは大きな財産ですし、当社の強みとも言えます。その他には、社員の発案で事業化した岡山情報発信まとめサイト『さまくるおかやま』を運営するなど、新規事業にも積極的に取り組んでいます。しっかりと大義があってお客様や地域社会のためになることであれば今後も新しいことをどんどんやっていきたいと思っています。

社員からの提案はすべて役員会に掛けて検討しています。

「社員の発案で」と言いましたが、当社には改善提案制度がありまして、「こんなことを事業化したい」、「会社のここを改善したい、変えてほしい」など、社員から出た提案や要望・意見はどんな些細なものでも役員会に掛けて検討しています。『さまくるおかやま』も一社員の提案がきっかけで事業化に至りました。私は一緒に働くみんなに、より会社を良くしていくための、より仕事をおもしろくしていくための提案をどんどん出してほしいと思っています。誰でも何かしら不満はあると思いますが、不平不満はしかるべき場所でしかるべき人に言えば、それは提案や意見になります。私達はあと何十年も働き続けるのだから仕事を楽しんでほしい。そのために夢や目標・テーマを持って前向きに取り組んでほしいのです。私自身の目標はオーユーシステムを社員ひとりひとりが誇れる会社にすることです。入った人がみんな当社で定年を迎え「この会社で良かった」と言ってもらえるような会社にしたい。誰かに勤務先を聞かれた時に「良い会社に勤めていますね」と言われるような会社にしたい。それを私ひとりではなくみんなで実現していきたいと思っています。

会社に利益が残らないので困っています(苦笑)。

社員のみんなが前向きに仕事に取り組めるような環境作りをしたり、制度を整えていくことが私の大きな役割だと思っています。改善提案制度もそうですし、毎月の営業利益を全社員にオープンにしていたり、利益をできるだけ社員に還元するようにもしています。ただこれをやるようになってから想定以上に会社に利益が残らないので毎回びっくりするんですけどね(苦笑)。それでもみんな本当に頑張ってくれていますし、私なんかより優秀で経験豊富な社員がたくさんいますからね。私なんてたまたま父親が社長(現会長)で血縁関係だけで今社長をやらせてもらっているんですから。自分自身の力でなったわけではありませんから。それにも関わらず私みたいな若造についてきて頑張ってくれている。本当に感謝ですよ。みんなが頑張ってくれているから会社があると本当に思います。もちろん競合も多いですし競争環境は激しいですから、うかうかはしていられませんが、お客様の期待に応え、勝ち残って、社員にはもっともっと給料を出せるようにしていきたいです。

会社は一人の力で変えられる。

とにかく前向きな人。こんなことを言うと会社経営から逃げているように聞こえるかもしれませんが、入ってからもし自分が思っていたのと違うことがあれば、自分自身で変えていけばいい。当社は100名にも満たない会社です。これぐらいの規模の会社であれば社員1人の力で変えられますよ。もちろん中途採用なので、経験や技術など専門性も求めますが、まず求めるのは前向きさです。それと、確かに理解力やコミュニケーション能力など個人差はありますが、大切なことは人として正しいことを真っ直ぐ正直にやれるかどうか。嘘はつかない、ミスをしたら素直に謝り迅速に対応するなど、人間力とでも言うのでしょうか。それが身に付いている人は、お客様にお叱りをいただいても許してもらえるんですよね(笑)。それは能力の差というよりは人間力の差なのかなと思います。そんな人たちと一緒に前向きに仕事に取り組んで仕事自体を楽しみたい。そして「あの時は楽しかったね」ではなくて、「今がいちばん楽しい!」と常に言える人生にしていきたいですね。

編集後記

南石社長は、とにかく気さくで飾らないお人柄が魅力的な方でした。これほど自分自身をさらけ出し「血縁関係だけで今社長をやらせてもらっている」なんてことをさらっと言える経営者の方は珍しいように思います。不確実で環境変化の速い今の時代には、ヒエラルキーにこだわらないよりフラットな組織づくりや、チームを"管理する"から"生かす"へシフトしていくことが必要であると言われています。南石社長はこれからの時代に合った新しいタイプのリーダーであり経営者ではないでしょうか。社長に就任されてまだ2年弱。社長の目標達成はそう遠くではないかもしれません。

文:リージョナルスタイル認定チーフコンサルタント 瀬川 泰明

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